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歴史(1) (西洋古典叢書)
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前431年、ギリシア世界を二分するペロポンネソス戦争が起こった。アテナイに生まれ、自らも参戦したトゥキュディデスが戦争の歴史を著わしたのが本書である。悲惨な戦いや疫病流行などの精細きわまる描写で、ポリスの状況や人々の心理が臨場感、緊張感を伴って遙かに時を隔てて現代の読者に伝わってくる。ペロポンネソス戦争を描き「歴史」に輪郭を与えた極限の構文が、碩学の渾身の新訳でよみがえる。
人文・思想・社会 > 歴史 > 世界史
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