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赤い額縁
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著者 | 倉阪鬼一郎
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出版社 | 幻冬舎
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発売日 | 1998年10月
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サイズ | 単行本
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価格 | 1,760 円
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次々と翻訳家が失踪する。古本屋がわけもなく売り渋る。読進める者みな得体の知れない恐怖に戦慄く。読み終えた者は誰一人としていない。それが洋古書『THE RED FRAME』だった。著者ジョーグ・N・ドゥームとは何者か。関わる者はなぜ奈落に落ちるのか。この本の周辺で起こる連続少女誘拐殺人事件の犯人は誰なのか?奇妙な隣人。赤い五芒星。壁の中の物音。匣の中の少女。暗号で書かれた手紙。修復された袋綴じの本。改竄されたFDのデータ。肩に置かれた柔らかな手。振り返れば、どこか色褪せ、異界がちらちらと覗く坂下の町。そして泥濘む謎に踏み出す、二人の探偵。知られざる奇書をめぐる、怪奇と倒錯の大迷宮。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行
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