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マハティール語録若者よ、元気かい?
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マハティールという名前を聞いたことがない人はいないでしょう。若者から高齢者に至るまで、マレーシア国内外のほぼ全ての人が、この著名人に対して何らかの独自のイメージを抱いていることでしょう。驚愕、そして、誇り。嫌悪感、そして、苛立ち。これらの気持ちや捉え方は全て、その都度ころころと変わり得るものなのです。彼が舞台に上がる度に。そして、言葉が発せられる度に。政治家というものが、彼らのイメージ作りのために様々な「帽子」をかぶっている人であるならば、マハティールはこれまでにそれらの帽子を脱いだことはありません。民族啓蒙家、経済専門家、国民のリーダー、そして、文筆家としての帽子。これらにより、彼はあらゆる分野において発言する「権威」を与えられてきました。いや、何より彼自身が、あらゆる事柄における正当性を説明し得る権威そのものなのです。
人文・思想・社会 > 政治
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