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重産協月報
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著者 |
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出版社 | 東出版
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発売日 | 2001年01月
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サイズ | 全集・双書
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価格 | 62,700 円
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『重産協月報』は、重要産業統制団体協議会の機関誌として1942年6月に創刊された。翌7月に重要産業統制団体協議会は重要産業協議会(以下、重産協)に改組されたが、同誌は重産協の機関誌として継承され、終戦後の1946年3月まで、4年弱の期間にわたって刊行された。資料としての『重産協月報』の重要性は、日本の戦時経済における統制会の位置を反映している。前述のように、統制会は政府と企業を媒介する位置にあった。統制会には政府と企業の両側から情報が入力され、逆に統制会から政府と企業の両側に情報が出力されていた。統制会の活動を知ることは、日本の戦時経済を理解するうえで非常に重要な意味を持っているのである。『重産協月報』には、各統制会に関する記事が随時掲載されているだけでなく、1943年5月までの限られた期間ではあるが、各統制会の活動記録が毎号掲載されている。「統制会及統制団体活動要録」(第一巻第一号〜同第三号)、「統制会及統制団体運営報告」(第一巻第四号〜第二巻第五号)がそれであり、この記事を通じて、内部資料の利用が容易ではない個々の統制会について、包括的にその活動の概要を把握することができる。本書はその復刻版である。
ビジネス・経済・就職 > 経営 > その他
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