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初代教会と中絶
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中絶は日本では比較的安易に認められてきたが、中絶はそんなに簡単に認めてもよいものなのだろうか。もし認めるとするなら、どういった状況のもとで認められるのか。中絶は良心の自由に任されるべきだろうか、それとも社会全体が責任をもつべき問題なのだろうか。ゴーマン氏のこの著書は初代キリスト教の中絶観を中心にこの問題を考えるが、そのまえにギリシア・ローマ時代、ユダヤ教、その他諸宗教のとった見解や立場を史料にもとづいて比較、検討している。
人文・思想・社会 > 宗教・倫理 > キリスト教
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