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C・S・ルイスの秘密の国
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この本は『ライオンと魔女』にはじまる7冊もの児童書「ナルニア国ものがたり」の作者ルイスの生いたち、すなわち、その少年時代の伝記です。大学を出るとすぐ母校のオックスフォード大学で教えはじめますが、専門的な本のほかに、新鮮な宗教論をとなえるかと思うと、SF三部作や実験的文学作品など、人々の意表をつく仕事を発表しました。ナルニア国の連作も、ルイスのいうあらゆる時代の人を読者に見立てた、実験的な作品でした。でも、子どものころはたいへん不幸でした。幼いころ母を亡くし、妻の死を嘆くだけの父に見放され、牢獄のような少年期を過ごし、あるとき束の間の喜びを発見しますが、十代にはまた暗黒の寄宿学校生活をします。そういう子どもが、世界的な学者かつ作家になった秘密はどこに…。
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