|
|
見えない世界で見えたこと
|
自閉症の兄と家族の物語
右目から出血し、「赤い色が見えなく」なってわずか9日後、世界は闇と化した。視神経の炎症による失明だったが、炎症の原因はわからない。再び見えるようになる保証もない。不安と恐怖にさいなまれる一方で、思い出すのは亡き兄ロビンのことだった。小児自閉症だったロビンは十二歳で精神病院に収容され、いらい彼の話は家族のタブーとなっていた。しかし、失明の危機に直面したことがロビンに対する新たな理解を生み、その生涯を見直すきっかけとなっていく。そして失明から二ヶ月あまり、視力の回復を告げる「青い色が見える」瞬間が訪れた…。
小説・エッセイ > ノンフィクション > ノンフィクション(外国) 人文・思想・社会 > ノンフィクション > ノンフィクション(外国)
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|