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恐怖博物誌 (ふしぎ文学館)
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兄嫁の望を、斧で惨殺する悪夢に驚いて、午睡から覚めた真次の眼の前に、夢とまったく同じ望の死体が転がっていた。はたしてあれは現実だったのか、それともこれも夢なのか…とにかく死体を隠さなければ。貧しい農村で起った奇怪な殺人事件を幻想味あふれる筆致で描き、第9回日本推理作家協会賞を受賞した名作「狐の鶏」をはじめ、「猫の泉」「鵺の来歴」「ねずみ」「月夜蟹」など、短篇の名手が動物に材を取った恐怖ミステリの連作・全12話。著者の代表的傑作群に、単行本未収録「熊」を加えた決定版。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・は行
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