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神話と民俗のかたち
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著者 | 井本英一
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出版社 | 東洋書林
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発売日 | 2007年12月
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サイズ | 単行本
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価格 | 3,960 円
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ピラミッドと前方後円墳、ゾロアスター教と神道など、古代文明にみられる複合的な文化要素が、はるかに距離を隔てた地域でしばしば一致しているのはなぜだろうか。本書はJ・G・フレイザーの『金枝篇』さながら、神話・伝説・物語・学説を博捜し、多くの例証を挙げて論じている。たとえば、私たち日本人になじみ深い正月の松飾りや盂蘭盆の習わしがペルシアの神話・文化に由来すること、古代ギリシアや中国などの春節祭礼の背景等々が明かされてゆく。古今の文物に共通してみられる表象から、境界、再生、供犠、象徴、聖性といったテーマと文化の伝播の構図を浮かび上がらせる試みである。
人文・思想・社会 > 宗教・倫理 > 宗教学
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