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桜草をのせた汽車 (心の児童文学館シリ-ズ)
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静かな農村に、約千人の鉄道工夫がやってきて、線路を敷く工事が始まった。村人たちは自分たちとは異質な工夫たちに敵がい心を抱く。村に住む16歳のケイトと、12歳のジエムの姉弟は、両親がなく、貧しかった。二人は生きていくために、工夫のコンを自分の家に下宿させる。やがて村人と工夫が対決することになる。イギリスの歴史小説で、1840年代の鉄道新設ブームの頃の物語である。私たちの周囲のどこにでも見られる差別意識や、いじめなどが描かれており、考えさせられる。また、村人と工夫の間にはさまって、苦悩しながらも必死で生きていく姉弟の姿は感動的である。
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