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頭足類身体の自在圏 (頭足類身体シリーズ)
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本書は、「頭足類画」研究を経由した、「頭足類身体」研究の完結編である。筆者は、3歳未満の乳幼児がなぜ頭足類画を描くのかを鏡像段階論などを駆使して解明する傍ら、それを描く乳幼児の頭足類身体に焦点を当て、東久部良信政の私性の原論理学を手がかりに、「になる」「何にでも自在になる」という頭足類身体の原論理を解明した。また、その原論理を、メタ身体論の立場から、乳幼児の「過程身体」に代入することで母親の原役割を解明した。総じて、頭足類身体研究は、個体発生と系統発生の原初的思考の解明の一助になるのだ。
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