|
|
弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる
|
ええか。区別はええねん。差別はあかんねん「心の線が細い人の気持ちが分かるんは、心の線が細かった人だけや」「女性が生きづらいっちゅうことは、男性も生きづらいんや」1980年、東大阪。母親の言葉とニューミュージックの風に吹かれて少年は大人になる。校内暴力、貧困、ジェンダー、学生運動、民族差別。切なさを一つ一つ集めながら、大人への階段を一段一段のぼっていく…。『恋するラジオ』に続くスージー鈴木、音楽小説第二弾。
エンタメ・ゲーム > 音楽 > その他
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|