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牙のある鳩のごとく (ハルキ・ノベルス)
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在阪準大手ディベロッパーに勤務する佐尻貞司は、ある日中之島公園で男に絡まれていた女性ナミを救い出した。ナミは生きていれば自分の娘ほどの年頃であった。行く所がないという彼女を居候させた佐尻だったが、突然妻佳枝が倒れた。病名は稀発性肥大型心筋症、心臓移植しか手のない難病である。佐尻は会社に治療費捻出の融資を申し込むが、逆に解雇に近い依願退職を宣告されてしまう。治療費のあてがなくなった佐尻は、サウナで知り合った男から押し付けられたビデオテープを利用することを思いつく。愛する妻のため、佐尻とナミはある計画を実行する。書き下ろし傑作長編ミステリー。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行 新書 > 小説・エッセイ
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