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回転扉 (ハルキ文庫)
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大野総業社長・大野守夫はある晩、銀座のクラブで自分と瓜ふたつの人物を紹介される。男の差し出した名刺を見て、守夫はさらに驚いた。そこには「大野忠夫」-死んだ父と同じ名前があったのだ!何度か顔を合わせるうち、男はついに、自分が守夫の父であることを打ち明ける。しかし、死んだはずの人間がなぜ、それも若いままの姿で?果たして男は過去から甦った亡霊なのか、それとも…。異色SF長篇。
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