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牙のある時間 (ハルキ文庫)
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北海道の小さな町に移住した絵描きの守谷順一と妻の久美。そこで隠遁生活をおくる、隣人で農場主の円城夫妻との出会いが、彼らを退廃と官能と狂気の渦のなかへ引きずり込んで行った。森から聞こえてくる死滅したはずの狼の叫び、そして少女の失踪事件。いつしか順一は、円城に狼の姿を重ねあわせるようになっていった…。狼をめぐる恐怖をテーマに二重視点で描く、ホラーミステリーの傑作。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行
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