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高台にある家 (ハルキ文庫)
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幼いころほんの一時預けられた、横浜にある裕福で西洋風な伯母の家。そのような家の娘であったらと願う少女は、神戸、大阪の裏長屋で無教養丸出しの年老いた母と不釣り合いな若い父のもとに育つ。様々な異父兄姉の登場を通して、霧が晴れるように分っていくのは母の複雑な過去と自分が庶子であるという事実。やがてくる父との別れ、残された母を連れての上京、そしてあこがれの伯母の家での思いもよらぬ青春。さらに戦争…。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・ま行 文庫 > 小説・エッセイ
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