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イマジナル・ディスク (ハルキ文庫)
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ある初夏の夕方、京大院生の野辺剛史は、大学病院の前で財布を無くした仁科美奈子と出会う。宇治の理学研究所へ向かうバスの中、剛史は、美奈子の左手首の包帯が、『蝶の噛み傷』であるのを知る。だが、蝶に牙などあっただろうか…。あまり知られることのない、日本の若き科学者たちの日常と、彼らが巻き込まれる恐るべき遺伝子災害の陰謀を描くバイオSF。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・な行 文庫 > 小説・エッセイ
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