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下水道のバランスシ-ト
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著者 | 加藤英一
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出版社 | 北斗出版
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発売日 | 2004年09月
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サイズ | 単行本
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価格 | 2,750 円
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下水道は全国で9000億円を超える赤字を毎年発生させ、自治体の財政を圧迫している。なぜそうなったのか、改善できるのか、今からでも計画変更できるのか…。本書は浄化槽(発生源処理)と下水道(パイプラインによる集合処理)を、環境・住民参加・財政の3側面からデータを駆使して比較・検証する。財政面では、各地の「処理原価」の実態を明らかにし、汚水処理収支の赤字が市町村財政に与える打撃を「赤字強度」で計測する。さらに、「水量密度」による赤字要因の解明や、下水道の汚水分建設コストの算出、浄化槽と下水道の「損益分岐点」も示している。著者は、下水道の基本理念が「(下水)排除と(使用)強制」(=住民不在)にあることと、下水道事業が国庫補助による公共事業としてすすめられたこと(=住民不在)が赤字の根本原因であると指摘する。これに対し、地域自治により水循環・栄養循環をめざす「循環と協働(パートナーシップ)」システムの構築を提案している。
科学・技術 > 工学 > 建設工学
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