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キットの法
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ニューファンドランド島の小さな漁村、そのはずれにある、今にもくずれそうな小さな家。そこに、知的障害のある母親ジョージーとしっかり者の祖母リジーと暮らす、少女キット。すぐに男の人についていってしまうジョージーの振る舞いのおかげで、村人たちから冷たい仕打ちを受ける毎日だが、リジーがつねにキットとジョージーを守ってくれていた。そのリジーが、突然死んでしまう。村の人たちは、キット親子を村から追い出そうとするが、キットは自分の家とジョージーとの生活を必死に守ろうとする。そんなある日、キットはシドと出会う。たがいに深く愛し合うようになるふたり。しかし、ふたりを待っていたのは、あまりに過酷な運命だったー。最注目のカナダの新鋭渾身のデビュー長編。ウィニフレッド・ホルトビィ賞受賞。
小説・エッセイ > 外国の小説
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