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ポリマープロセッシング・レオロジー入門
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金属学を専門とする研究者が、身近な刃物(キッチン包丁・そば切り包丁・かんな・彫刻刀・オルファナイフ、肥後守ナイフなど)、理美容はさみ、かみそりと医療用メスなどを、あらゆる視点から金属素材や金属組織の基礎知識、強化メカニズムと関連づけて説明。日本刀を「刃文とミクロ組織」の視点から究明し、GHQ命令によって没収されそうになった、隠されたさびた日本刀および軍刀を調べている。多くの刃物を約10年間切り続け、金属組織観察はもちろんのこと、刃角やビッカース硬さなどを調べ、切れる秘密を解明。伝統ある老舗包丁の調査や、100円包庁のダメな原因についても調査。付録には刃物用材料の合金元素の組成、基本的な硬さの考え方、炭素量を簡易的に調べる火花試験法などについて言及している。
科学・技術 > 工学 > その他
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