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唯幻論始末記──わたしはなぜ唯幻論を唱えたのか 岸田秀(著) いそっぷ社 - @Books

唯幻論始末記──わたしはなぜ唯幻論を唱えたのか

著者岸田秀
出版社いそっぷ社
発売日2019年01月19日頃
サイズ単行本
価格1,980 円

一九七七年に『ものぐさ精神分析』として出版されて以来、熱狂的な支持と一部の反対・批判にもさらされてきた「唯幻論」。この独創的な理論はどのような道筋をたどって生まれたのか。「なぜセックスしない男女関係こそ“清らか”と考えていたのか」「なぜ日本兵の死体の写真を見ると、ひどいショックを受けるのか」著者のあくまで個人的な疑問点から構築されたのが「性的唯幻論」であり「史的唯幻論」だった。そこには、著者が子供時代に経験した母親からの過度な期待と、それにともなう強迫観念が澱のように横たわっていたー。著者が「人生最後の本」として唯幻論の一部始終を総括した本。

人文・思想・社会 > 心理学 > 臨床心理学・精神分析

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