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公的扶助論
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著者 | 金澤誠一
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出版社 | 高菅出版
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発売日 | 2004年06月
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サイズ | 単行本
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価格 | 2,723 円
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21世紀を迎え、新しい社会のあり方が模索されているように思われる。公的扶助の対象となる貧困は、ただ単に所得水準の低さとか生活水準の低さにとどまらず、社会制度から遠ざかり排除されていく、そういった人間関係の破壊という意味が含まれている。従って、貧困を考える場合には、家族や近隣社会、あるいは仕事や社会保障・社会福祉諸制度などから遠ざかり排除されていく人々に対し、むしろ社会に参加するための平等な配慮を必要としているのである。社会への参加は、社会への包摂あるいは統合といってもよいかもしれない。本書は、そういった人に優しい公平な社会を模索しながら書かれたものである。
人文・思想・社会 > 教育・福祉 > 福祉
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