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アリストテレス『詩学』におけるミュートス概念
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世界最古の文芸批判の書ともいわれるアリストテレス『詩学』。その中でアリストテレスが一番注目している「ミュートス」という概念については、なぜアリストテレスはそれまで「神話」「伝説」を意味してきた「ミュートス」を「プロット」の意味で使うことができたのか、またアリストテレスが論じているミュートス概念とは実際何なのか、議論が絶えない。本書では、アリストテレス以前に使用された約800箇所をあたるなど、語義研究をふまえるという新しい手法を用いて、『詩学』におけるこの語が、どのような歴史的背景を背負った言葉であるのか、そしてその概念とはいかなるものなのかを解き明かしていく。
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