|
|
父トルストイの思い出 (ロシア作家案内シリーズ)
|
長編『戦争と平和』で世界的大作家となったレフ・トルストイを父に持ち、美しいロシアの自然にいだかれて育ったイリヤ。教育熱心な父の教えを直接受け、偉大な作家の家庭人としての日々の姿を間近に見て育った息子が父の死後まもなくつづりはじめた思い出の日々。農奴解放、戦争、皇帝暗殺ー時代が大きく揺れ動いていた19世紀のロシアで常に社会の注目を浴び続けた作家である父の思想や社会活動、同時代の大作家トゥルゲーネフとの不和などの人間関係、そして世間を騒がせた晩年の家出と死まで、さまざまなエピソードの真実の姿を家族のひとりとして静かにやさしさをこめて語る超一級の回想録。
小説・エッセイ > エッセイ > エッセイ
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|