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隠者の小道 倉石 清志(著) Opus Majus - @Books

隠者の小道

著者倉石 清志
出版社Opus Majus
発売日2011年11月16日頃
サイズ単行本
価格3,080 円

西暦289年のローマ帝国。威光の陰りが顕著になった時代。人は老いてその活力が失われるように、ローマの大懐と力能は今や灰燼に帰そうとしていた。われわれの生きた世紀は終焉へと流転する。イタリア半島の巨神山。偶然と必然の記憶。“隠者の小道”それは巨神山に通じる岩山の山道。山頂に住まう一人の隠者。その名はフロンティヌス・アルカディウス。秩序がおりなす邂逅。彼のもと、縁ありて訪ね人きたる。“対話”による契機。神々の天空に近き山嶺における哲学の語らい。ときとして一致し、ときとして対峙する。さあ、探究の道へ。

小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行

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