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寺島蔵人と加賀藩政
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著者 | 長山直治
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出版社 | 桂書房
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発売日 | 2003年09月
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サイズ | 単行本
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価格 | 2,200 円
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化政天保期の百万石群像
寺島蔵人は藩政批判をして三度も咎められた。文政元年藩主斉広の始めた「御国民成立仕法」で「百姓は米を食わぬよう」とされた時は、米が食べられない民がいるのを藩主は恥としないのか、藩主は民のために存するのではないか、と痛烈に批判。大塩平八郎の乱には「尤も」と共感。能登島に流刑となるが、批判精神はそのまま、ボロを着て「ちょぼんとしちべた(尻)」を出す少女にまで視線を注ぐ優しさも最後まで失わなかった。江戸期の政治とは何か、現代社会に通ずる根源的な問いをめぐる物語。
人文・思想・社会 > 歴史 > 日本史
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