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サヨナラの代わりに
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短期の高給アルバイト程度の軽い気持ちで介護ヘルパーの仕事に応募した大学生のベックは、難病・ALSを患い、全身の自由がきかない女性、ケイトの介護をすることに。目をそむけたくなる現実を前にしても、毅然として美しいケイトに魅了され、ベックは彼女の役に立とうと次第に努力するようになる。そんなベックに、ケイトもいつしか心を開き、大好きだった料理を教えこむ。ところがある日、ケイトを献身的に支えていたはずの夫・エヴァンが、愛人をつくって出ていったのだー。家族、友人、恋人、思い出、そして未来…どんなに辛く苦しいときでも、自分らしく生きる強さを失わなかったケイトが失意のベックに遺していってくれたもの。
小説・エッセイ > 外国の小説
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