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【POD】やがて死ぬけしき[増補版] 現代日本における死に方・生き方 玄侑宗久(著) ケイオス出版 - @Books

【POD】やがて死ぬけしき[増補版] 現代日本における死に方・生き方

著者玄侑宗久
出版社ケイオス出版
発売日2022年07月19日頃
サイズ単行本
価格1,694 円

死んだらどうなるの? あの世ってどういうところ? ーー安心して死ぬための智慧と心構え。「コロナ禍以後」をふまえた増補・改訂版。 ■ やがて死ぬけしきは見えず蝉の声 本書のタイトル「やがて死ぬけしき」は、この芭蕉の句からとられています。 地上に出てからの蝉の命は短く一週間ほどですが、蝉は気にする様子もなく、元気に鳴き続け、ある日パタッと死にます。そんな見事な生き方に感嘆して、芭蕉はこの句を詠んだのでしょう。 しかし蝉のように「やがて死ぬけしき」を一切見せないことなど到底人間には無理ですし、私たちは先のことをあれこれ考えて、不安になることもなかなかやめられません。 また、やがて訪れる「死」を思うのが人間であり、それによって、生の質を充実させてきたとも言えるはずです。 どうせ考えないではいられないのですし、それならいっそ、歴史の中で積み上げられてきた様々な「やがて死ぬけしき」をじっくり眺め、徹底的に考え、いわばシャワーの後のさわやかさで生き直したらどうでしょうーー本書はこんな趣旨でつくられています。 ■ 日本には古来の死生観がありますが、ネオリベラリズムと呼ばれる資本主義の潮流の中で大きく揺れています。従来のような葬儀やお墓を維持することが難しくなっている現状をまず示し(一章)、生前に記す「エンディングノート」を例に、死に際して「私」という意識はどう変わるのかについて言及します(二章)。 三章では特に「いろは歌」に注目して、古くからの日本人の死生観をたどります。その背景に、死を「夢からの覚醒」と見る仏教や荘子の思想を読み解きます。さらに仙ガイさんや沢庵和尚、良寛さんに「禅の死生観」を探り、夭折の童謡詩人、金子みすゞの詩にも仏教的な生命観を感じ取っていきます。 続く四章では、平安時代に発達した「仲間によるターミナルケア」の実際を「往生要集」の源信が結成した二十五三昧会によって紹介し、五章では、震災という特殊な状況における死者や幽霊について、また、「夭折」「天寿」「面影」といった言葉や「年忌法要」を考え出した、日本人の死の受容について述べます。 六章ではがん医療を中心に、「お迎え現象」の研究や「臨床宗教師」という新たな活動、治療薬の進歩による問題点など多角的に検討し、後半では誰にでもできる「死の練習」法を紹介しています。 本書は、サンガから刊行されていた『やがて死ぬけしき』の増補・改訂版です。 可能な範囲でアップデートし、がんの入院手術を受けた著者の気づきやコロナ禍における葬儀のあり方など、各所に加筆・修正を施しています。 また、巻末には新たな一章を設けました。コロナ禍やウクライナ戦争をふまえ、改めて生と死について考えています。 [目次] 第一章 商品化するお葬式 第二章 「死」は誰のもの? 第三章 日本人の死生観の変遷 第四章 平安のターミナルケアに学ぶ 第五章 震災と死 第六章 安心して死ぬために 補 記 コロナ禍以後の世界で

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