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リビア戦争カダフィ殺害誌
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大量破壊兵器の開発計画を放棄し欧米と和解していたはずのリビアの革命指導者ムアンマル・カダフィ。2011年、そのカダフィが“アラブの春”の反乱と欧米諸国の“人道的介入”を受け、残虐に殺害されるに至った背景には何があったのか。本書は、カダフィが生まれ最期を遂げた地であるシルテを出発点に、豊富な資料を駆使して欧米の“人道的介入/保護する責任”の虚構を暴き、リビアに現在まで続く混乱をもたらしたNATOの軍事介入のほんとうの目的を明らかにする。また、欧米の有名国際人権NGO、メディア、左派が戦争の遂行に果たした役割を検証しその退廃性を問う。オバマ以降の戦争を読み解くための最初の一冊。
人文・思想・社会 > 歴史 > 世界史
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