読んだ本・読みたい本を簡単登録、読書ソーシャルサービス ようこそ ゲストさん新規登録ログイン@Booksとはヘルプ
親子は生きづらい 勝又 栄政(著) 金剛出版 - @Books

親子は生きづらい

著者勝又 栄政 / 東畑 開人 / 清水 晶子 / 佐々木 掌子
出版社金剛出版
発売日2022年12月12日頃
サイズ単行本
価格3,740 円

“トランスジェンダー”をめぐる家族の物語

親子は、なぜこんなにも分かり合えず“生きづらい”のかーー。 トランスジェンダーである“僕”は、幼い頃から抱いてきた違和感が成長と共に膨らみ、ある日、家族へのカミングアウトを決意する。 “僕”の語りーー 「男になりたい」ずっと嫌なことばかりで、我慢ばかりで生きてきた。 でも、泣き叫ぶしかできない僕を見る母親の目は、冷ややかだった。 ムカつくのに、あの人に愛されなかった思うことが、すごく悲しかった。 “母”の語りーー 念願の娘が息子になんて。天と地がさかさまになるような気持ちだった。 美穂は、なんてわがままな子なんだ、と。 受け入れることはおろか、話を聞くことすら私にはできなかった。 (「カミングアウトの明暗」より) “僕”と“母”。親子それぞれの肉声で語られる物語は、溶け合うことなく互いに時を刻み、やがて予期せぬ軌道を描いてゆくーー。 本書は、年月を重ねるごとに変化する、トランスジェンダーを取り巻く問題が克明に記されるとともに、戸惑いや葛藤を行きつ戻りつして進む、母親の本音が生々しく語られるノンフィクション作品。家族だからこそ伝わらない複雑な想い。理解とは何か。共に生きるとは何か。この小さなひとつの家族の物語に、どこか「わたしたち」自身の姿を見出さずにはいられない。 親子の語りを受け、ジェンダー・セクシュアリティを専攻する臨床心理士・佐々木掌子氏(明治大学)による「解説」と、フェミニズム・クィア理論を専攻する清水晶子氏(東京大学)、臨床心理学者・東畑開人氏(白金高輪カウンセリングルーム)を迎えた鼎談「願われた幸せの先ーー「生きづらさの理由」は説明できるか?」を導きの糸に、「違ったままで、でも共に」生きるという結論にたどりついた、家族の物語を紐解いていく。 第1部ーとまどいの中を生きるーーカミングアウトと家族の物語 序章ー親へのカミングアウト 第1章ー誕生と違和感(幼少期〜中学校時代) 第2章ー反発と孤独(高校〜大学時代:カミングアウト前) 第3章ーカミングアウトの明暗(告白と母の背景) 第4章ー母と子、異文化の咀嚼と変化(母との対話と終戦) 第5章ー身体の変化と初めて生まれた“夢”(手術〜大学受験/生き直し) 第2部ー長い闇を超えて 序章ー22歳から見る未来 30歳から見た過去 第1章ー男と女のはざまでーー境界から見えたもの 第2章ー心地よさと寄る辺なさとーー当事者コミュニティへの帰属と格差 第3章ー傷つく私・傷つける私ーー立場の反転による価値観の瓦解 第4章ー「わたしは罪人」--社会での葛藤と劣等感の再燃 第5章ー暗い闇の中からーー他者の関わりと回復への光 終章ー違ったままで、でも共にーー親子の10年間の結論 追伸ーこれからの「わたしたち」 解説ー本書を立体的に理解する一助として/佐々木掌子 鼎談ー願われた幸せの先ーー「生きづらさの理由」は説明できるか?/清水晶子・東畑開人・勝又栄政 あとがき

人文・思想・社会 > 社会 > ジェンダー・セクシュアリティ

みんなの感想

まだ感想はありません。


登録している読者



この本を読んだ人はこんな本も読んでいます


シェニール織とか黄肉のメロンとか
評価:3.0 1件

教訓を生かそう!日本の自然災害史(全4巻セット)
0件

だんだんできてくる 道路
評価:3.0 1件

だんだんできてくる 橋(4)
評価:3.0 1件

だんだんできてくる ダム
評価:3.0 1件




Copyright (C) @Books All Rights Reserved   楽天ウェブサービスセンター